30代サラリーマンの気まぐれブログ

ブログ名の通りきまぐれです。

『老後資産2000万必要』について個人的意見を述べる

みなさん,こんにちは!

 

今週の大きなニュースとして僕が一番注目したのは,タイトルにも書いている通り『老後資産2000万必要』問題です。

 

ちょうど,1週間前に自分の老後必要資金を算出していたので,自分にとってもホットなニュースでした。

 

このニュースの元の報告書は金融庁が作成したもので,以下のURLから見ることができます。

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

 

この報告書のp16に記載されているのが,以下の内容でした。

 

高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月の赤字額は約5万円となっている。この収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる。

 

報告書をさらに読み進めていくと,以下のように述べています。

 

重要なことは、長寿化の進展も踏まえて、年齢別、男女別の平均余命などを参考にしたうえで、老後の生活において公的年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか、考えてみることである。

 

この流れから,具体的にどのように資産形成をしていくべきかを記載していました。時期としては,以下の3期に大きく分けてそれぞれの時期にどのような対応・行動を起こすべきかが記載されていました。

・現役期

・リタイア期前期

・高齢期

(以下,報告書の抜粋です)

 

(現役期)長寿化に対応し、長期・積立・分散投資など、少額からでも資産形成の行動を起こす時期

・早い時期からの資産形成の有効性を認識

・将来に向けて少額からでも長期・積立・分散投資による資産形成の実施

・自らにふさわしいライフプラン・マネープランを検討

・長期的に取引できる金融サービス提供者を選ぶ

 

(リタイア期前期)金融資産の目減りの抑制や計画的な資産の取崩しに向けて行動する時期

・退職金を踏まえたライフプラン・マネープランを再検討

・収支の改善策を実行

・中長期的な資産運用の継続(長期・積立・分散投資等)とその後の計画的な取崩しを実行

 

(高齢期)認知・判断能力の低下や喪失に備えて行動する時期

・心身の衰えを見据えてマネープランを見直す

・取引関係の簡素化など心身の衰えに応じた対応をしやすくする

 

この記載の後に,証券会社等の金融商品を扱う事業者に対する提言と,NISAやiDecoの状況が記載されていました。

 

特段おかしな内容は記載されておらず,至極当たり前のことが書かれていたという印象でした。

そもそも老後破産とかも一時ニュースになった位なので,年金だけで生活するのは現状で無理な状態であることが分かっています。

 

それでも,これだけニュースに取り上げられたのは,「事実を知りたくなかった」という人が多いのではないかと思います。特に45歳以上くらいの人が・・・

 

僕らの世代は,年金なんてあまりあてにしていないという人がある一定数はいるでしょう。なので,今から対策が必要だし,今からだと対策は可能です。

しかし,ある年齢以上の人で,対策が難しい人がいた場合,このニュースは発狂しますよね。

でも,事実は受け入れないといけません。

自分の身は自分でしか守れません!!!

 

そこで,外国の年金制度はどのようななのか気になったので以下のサイトで確認しました。

が,あまり理解できていません。そもそも年金制度もきちんと理解はできていないと思いました。本等で勉強してまた自分の整理もかねてまとめたいと思います。

【今話題】これが世界の年金制度!日本の年金と比較してみた! - NAVER まとめ

 

以上