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これは、ある老人とプータローの若者が、投資と言う世界で、老人の残りの人生を懸けて、日本の大手銀行に勝負挑む本です。
最初は、ただの投資の小説かと思って読み進むと、銀行の保険がグルで作った金融商品(保険)により、土地を取り上げられた人達のために戦うと言う道徳的な戦いであると感じ、改めて無知は恐ろしいと感じました。
下手な投資は行わない!
自分の理解できないことには手を出さない!
理解しようとする努力は最低限必要ですけどが、改めて生涯学習なんだと感じます。
人生100年時代ですし…
これからの生き方はライフシフトに書かれているように、生涯の人生設計が必要ですね。
これから勉強するものとせざるものの格差は確実に広がるでしょうし、世の中の便利さを味方につけないといけないとつくづく思います。
自分の生涯の人生で必要な勉強をやはりすべきでしょうね。
「政治家は国民の声は聞きはしないが、東証の株価には敏感です。」
小説のふれーずですが、政治家というものの的を得ていると感じました。
日本の金融教育を改めてほしいと最近つくづく思います。
教えなければ、アホな国民から税金をたくさんとれると思っているんでしょうか?
国民のレベルの低下は最終国にツケとして回ってくると思うのですが…
お金の使い方で人は不幸にも幸福にもなると気づかせてくれた本です。
投資を知らない人には、単語の意味が分かりにくいかもしれませんが、色恋もあり、ストーリーは面白く、個人的にお勧めです!
最後の終わり方も個人的に好きでした!
以上