タイトルの通り、この本ではイシューの大切さを教えてくれました。
・悩むな、考えろ!
・深い理解をしろ。表面的なロジカルシンキング等のツールに惑わされるな。
イシューとは、目的・答えを出すべき本質であり、今、答えを出さなければならないものである。
バリューのある仕事=イシュー度×解の質で決まる。
求める順番は、①イシュー度②解の質。
②⇒①の順だと、時間が膨大にかかる。
①を見極めたら、かけられる時間は②⇒①の順より増える。
(本質を見極めて、選択肢を大幅に減らしているため)。
脳の構造にも着目すると、認知するには、脳が意味があると思う必要があり、そのためにはより深い理解が必要である。
⇒確かに、暗記より理解したほうがより応用がききやすいことを体感しています。社会人になるまでは、理解より暗記よりの学習方法であったので、社会人になってから苦労しました。理解すると、物事への気づき・発見が増えた気がします。
問題を解く以前に本質(イシュー)をまず見極めることが大事です。
やっているうちに本質がみえてくるというやり方は生産性の低いアプローチである。
イシューから始めると、目的意識がぶれない!
最初は、相談相手に相談しながらイシューを見極まる能力を身につける。
具体的な仮設を立てる⇒やるべきこと、収集資料の解釈が明確になり答えが出しやすい
⇒生産性があがる
× 〇〇の市場はどうなっているか?
◯ 〇〇の市場は縮小に入りつつあるのではないか?
イシューは言葉で表現して明確になり、ズレ・誤解をなくす。
⇒言葉で表現できるまで具体的にイシューの見極めと仮設を立てる。
⇒人間は言葉にしない限り概念を理解できない
言葉に表現する際のポイント
・主語と動詞を入れる⇒曖昧さの解消
・どこで、なにを、どうすべきか?(Where,What,How)
・比較表現を入れる⇒答えが明確になる
よいイシューとは
1.本質的な選択肢である
2.深い仮設がある
3.答えを出せる
最後に著者が述べていましたが、結局は自分でトライしながら経験しながら体感的に学ぶしかない。と書いてあります。
何より経験がものをいい、経験から学んでステップアップすることがより大事だと感じました。
仕事でも、プロとしてベストなアウトプットを出せるように頑張りたいです!
迷ったら、立ち止まってイシューとは何かを頭に入れて仕事に取り組みたいです。
話は変わって、今年も7月11日に技術士試験がありました。
一月ほど前まで、技術士試験に対し、あまりやる気が出ませんでした。
意外と技術士試験に落ちたのが尾を引いていたようです。
技術士不合格でした・・・・ - 32歳サラリーマンの気まぐれブログ
試験の手応えから、すこし微妙です。
日々の積み重ねと本質をついた学習が大事ですね。