本日8/15は、日本では終戦記念日とされています。
あくまで『日本では』という言葉を付けました。
正確には、
戦闘状態をいったん休止する「休戦宣言」をした日です。
(日本がポツダム宣言を受諾したのは8月14日)
実際の終戦日は、
日本の降伏調印式が行われた1945年9月2日であり、
正直、今初めて知りました。
今回の本題は、以下の記事に書いている
「日本の原爆投下は正しかったのか?」です。
この記事によると、原爆投下に関係なく、
8月に日本が降伏予定であったようです。
歴史家のガー・アルペロビッツ氏とジョージ・メイソン大学教授のマーティン・シャーウィン氏の共同寄稿となるこの記事の中では、「アメリカと日本の公文書から得られた歴史的証拠は、たとえ原爆が使用されていなかったとしても、1945年の8月中に日本が降伏していたことを示している」と主張がなされている。
※上記記事より抜粋
また、アメリカでは、
29歳以下では、原爆投下は「間違っていた」と考える人たちは多く、
逆に「正しかった」と考える人々は、65歳以上の白人男性、共和党支持者に多いそうです。
戦争では敗戦国と戦勝国で、
いろいろと解釈が大きく異なることがわかります。
歴史的証拠やあとから分析はどのようにでもできます。
話は変わって投資でも、過去の分析はできます。
ただし、未来は誰にも予想できません。
しかし、事実として戦争は繰り返されています。
色々な面で、過去から学びそれを未来に活かすことが大事だと
感じました。
個人的に、8月に日本が降伏するという状況を知らなければ、
原爆は落とされるべきだったと思うところも少しあります。
明らかに劣勢な状況で戦争しており、
圧倒的な戦力差を見せるという点では、
原爆投下も戦術として有効に働いたのではと個人的に思う節があります。
事実、この日本が被爆したことで
今日でも核兵器を使用した戦争は行われていません。
もし、日本で原爆投下がなければ
今頃別の国が核兵器の被害国になっている可能性もあります。
そもそも、戦争がなければこのような問題も起こりませんが、
やはり人間である以上、エゴを持つものは存在します。
その人が権力を持てば、世の中は悪い方向に進みます。
会社にしてもそれは同じでしょう。
日に日に、薄れていく戦争の記憶ですが、
1年に1回でもこのような機会を設けることは大切だと感じました。
(小さい頃は、毎年ほたるの墓やっていましたが、
最近は放映しなくなりましたね・・・)
以上